先日、観光スポットでも有名な “恋人岬” にて残念なニュースがありました。 領事館からもお知らせとして以下の内容にて発表がありました。これからグアム旅行されるかたは安全な滞在に過ごすして頂くためにもご注意ください。
グアムへ旅行される皆様へ
グアムは、「常夏の楽園」というイメージから「治安は悪くない」という印象を持ってしまいがちですが、グアムでは年間2,500件を超える窃盗事件が発生し、日本人がひったくりや強盗等の凶悪犯罪の被害者になるケースも少なくありません。
最近、当地を訪れていた3人の日本人女性旅行者が拳銃様の凶器で脅され強盗の被害に遭いました。幸い旅行者の方に怪我はありませんでした。これは、日中、恋人岬のトイレで起きています。
また、旅行者を狙ったひったくり、路上強盗、車上狙いも発生しています。グアムで、これら犯罪の被害者とならないために以下の点に注意していただくことをお願いいたします。
1.貴重品の携行は、できるだけ最小限でお願いします。現金は最小限、パスポートは必要がない限りホテルに保管し、持ち歩かないようお願いします。
2.バッグは道路と反対側に持つなどひったくり被害に遭わないための対策を普段から心がけるようにして下さい。
3.犯人達は、車内のどこに貴重品を置いて車から離れるかを観察しています。トランクの中であっても決して安全ではありません。窓ガラスを割られ、トランク内から貴重品の入ったバッグが盗まれるケースも発生しています。 車内にもトランクにも貴重品は置いていかないようお願いします。また、例え無価値の物であっても、犯人にはどういう物か分かりません。窓ガラスを割られる等の被害を出さないためにも、目に見える車内には何も残さないのが得策です。
4.万が一被害に遭ってしまった場合は、
(1)抵抗したり捕まえようとするなど、相手を刺激するようなことは避け、犯人の人相着衣、犯人の使っていた自動車等の特徴をできるだけ記憶し、警察官に伝えましょう。
(2)被害箇所及び犯人の遺留物に手を触れることなく被害時の状態を保ち、警察に通報しましょう。
(3)クレジットカードや携帯電話機等が盗まれた場合には、直ちにその会社に連絡して利用の停止を求めましょう。
(4)旅券が盗まれた場合は、ご利用の旅行会社に連絡して被害を伝えるとともに、グアム警察署又は交番において盗難届を提出し、発行された盗難届受理証明書を持って総領事館で「帰国のための渡航書」(※)又は「旅券」の発給申請を行ってください。
※「帰国のための渡航書」の発給を申請するためには、警察からの盗難届受理証明書、カラー顔写真(縦4.5×横3.5cm大)2枚、運転免許証などの身分証明書などが必要となります。詳しくは、事前に総領事館(646?1290)までお問い合わせ下さい。
皆様のグアムでの安全な滞在をお祈りします。
在ハガッニャ日本国総領事館